普段からヘアカラーをされている人なら一度は思ったことがある事、
「美容室カラーと市販カラーの違いって何?」
値段が違うからどうしても「美容室のカラーの方が良いんだろうなって」って思うけど
- なんで美容室のカラーの方が良いって言われるの?
- 自分で染めるか、美容師に染めてもらうかの違い?
なんていう疑問もたくさんありますよね。
本記事では知っておきたい美容室のカラーと市販カラーの違いについてプロである美容師が詳しくご紹介していきます。
この記事で分かること
- 美容室と市販の違う点
- 美容室と市販のメリット
- 美容室と市販のデメリット
Contents
【美容室カラーと市販カラーの違い①】カラー剤
まず大きな違いは「カラー剤そのもの」です。
当たり前と思った方もいると思いますが、実は市販のカラーも美容室のカラーも染色したりする大まかな仕組みなどは一緒なのです。

もう少しそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
美容室のカラー剤
美容室のカラー剤は「プロフェッショナル用」になります。
経験や資格を持った美容師が薬剤を選定し、お客
髪の状態やダメージ具合によって薬剤を組み合わせるので、ある程度の知識が必要。
市販のカラー剤
薬局やディスカウントショップなどで購入出来るものです。
市販カラー剤は美容室のカラーにはない泡カラーなど薬剤の形状
ひと昔前は「絶対痛むからダメ!」など言われていましたが、

市販のカラー剤は種類が多く迷ってしまいます。
「おすすめの市販の白髪染めランキング」も載せておくので、ぜひ参考にしてみて下さい。
\簡単・キレイに染める/
【美容室カラーと市販カラーの違い②】
過酸化水素水(オキシ)の濃度
一般的なヘアカラーは「アルカリカラー」と呼ばれます。
反対はカラートリートメントやマニキュアなどの酸性カラーです。
アルカリカラーでは
- 色や明るさなどを決める薬剤(1剤)
- 過酸化水素(2剤)
この2つを混ぜて使います。
市販のカラーでも1剤、2剤などを混ぜて使うのですが、白くてクリーム状なのが過酸化水素=オキシです。

日本の薬事法では過酸化水素濃度の最高が6パーセント定められており、美容室では基本的に6%、3%、2%などを使い分けます。
美容室カラーの場合は薬剤を選ぶ際に髪のダメージ具合などよって濃度を変えています。
ポイント
しかし一般的に市販のカラー剤は6%しかありません。
ダメージが多くても、
【美容室カラーと市販カラーの違い③】カラーの値段
最後の大きな違いは「値段」です。
もちろん美容室のカラーは技術料も入るので、平均しても4000~6000円くらいはすると思います。
反対に市販のカラーはセルフなので400円~1000円でカラーが出来てしまいます。

特に白髪はすぐに生えてくるので、
だからこそ市販のカラーが売れていて、
美容室カラーと市販カラーのメリット・デメリット
一概に「絶対こっちのカラーでないとダメ!」という理由はありません。
今までの違いを全部まとめてみました。
<美容室カラー>
良い点
- 品質が良く、髪質によって薬剤を選べる
- 薬剤の強弱を調整できる
- 色味などが豊富で、ムラなく染まりやすい
悪い点
- 美容師による施術なので、値段が高い
- ある程度の知識や勉強が必要
〈市販のカラー〉
良い点
- 安くて、手軽に染めれる
- 泡カラーを使えば簡単にムラなくできる
- 最近の市販のカラー剤は進化している
悪い点
- 自分で染めなければいけない
- 髪に負担がかかりやすい
- 薬剤を自分で選ばなければいけない
最近ではプロ用のカラー剤もネット通販で売られるようになってきています。

市販のカラー剤などは明るさや刺激の強さなどをしっかり見てから購入しましょう。
どちら(美容室・市販)のカラーを使うかは自分の髪と相談する
皆さんが疑問になりやすい「市販のカラーと美容室のカラーの違い」について少しは理解していただけたでしょうか?
正直どちらが正解で不正解はありません。
お互いにメリット・デメリットがあるので、自分が納得できる方法でヘアカラーを楽しんでもらえたらと思います。